インプラントの実践にあたっては、顎骨の大きさや、骨の量が重要になってくる。金属をしっかりと埋め込み、固定できるだけの余地がない場合、インプラントが施せない場合もある。特に上顎部は上顎洞という空洞があり、大きさや位置に個人差があるので、慎重な検査が必要になってくる。
日本では1980年代からインプラント治療が試みられている。ただし、初期の治療ではチタンを使用しないなどの問題があったため、成功率が低く、「インプラントは信頼できない」という認識が長らく広まってしまった。その後、専門の医院が相次いで開業されるなどの動きがあり、一般的な治療法になってきている。
インプラントは、1回、もしくは2回の手術で行うが、2回が一般的だ。まず、最初の手術で顎骨に穴を開けてインプラント体を埋め込み、定着するまで数ヶ月待つ。その後再度歯肉を切開して、上部構造を取り付ける。1回の方法でも、いきなり上部構造まで取り付けるわけではなく、定着を待つのは一緒だ。
インプラントとは?6 / インプラントとそれ以外の治療の比較42 / インプラント治療の方法65

